2012年7月26日木曜日

歴史を振り返る 【アイリッシュダンス編】

先週の日曜日、神戸文化ホールに
Trinity Irish Danceを見に行ってきた。

広告ポスターを見たときに
これって前から観てみたいと思っていた
ラインダンス? River Danceちゃうのん??
って思い、あわててチケットを購入しておいた。
(当日は意外に空き席も多かったのだが・・・・)

で、どうだったかというと
ダンスの種類としては想像していたものだったし、
ショー全体は思ってた以上で大満足♪

暗闇のなか静寂ではじまり、音とシルエットが次第にはっきり、
そして突如、力強くメインのダンサーが現れる。

最初の演出に一気に心を奪われ、
何分間かは感動して涙が出てきてしまった・・・


『アイリッシュダンス』とだけ聞くと
民族伝統文化の表現に終始してしまいそうな印象を受ける。
が、バレエやミュージカルっぽいエンターテインメントも融合し
さすがはそこはアメリカのダンスカンパニー。
しっかり楽しませてくれる。

いまは発展し、そのようにショーアップされているが、
調べてみるとアイルランドは過去400年もの間 
イングランドによって支配され、
文化活動を一切禁じられたという壮絶な歴史を持つ。

アイリッシュダンスのストイックな姿勢や規律ある動きに
その抑圧を乗り越えてきたアイリッシュのアイデンティティーや生きざまが
垣間見える。

なんだか明治時代の華やかさ・力強さが思い起こされる。

写真撮りました♪
デレデレ顔(NG!)