2016年12月13日火曜日

カフェ営業は残りあと7日


Cafeの営業は残りあと7日。最後の月曜日となった昨日。

昨日のお客さま、  
我がカフェスタッフYとママ友、YAMAHA音楽教室帰りの子供ちゃんたちと家族、いつもホットラテを飲むgentleman、妊婦さん、畑がライフワークの爺さん(昨日はネギをくれた。大量に、、、)、ご近所の大社長 などなど。

閉店のことをgentlemanのお客さまに告げると
「ここはゆっくりできたのに、、、」と心境を慮って言ってくださいました。
その言葉が結構ココロにじーんと染みて、

自分がcafeを通じて何をDeliverしたかったのかはっきりしてきた。

私が提供したいのは ”ちょっとゆっくりすること” であり、他者に邪魔されずにくつろげる機会を提供すること。

せわしさが加速する都会の暮らしで、遊びに仕事に、入出力の系を常にONにしていては疲弊します。

たまには、その入出力システムをoffにして、系を休ませて状態を整える。
カフェとはそういう場。

日常生活からちょっと自分をasideに置き、系のrefreshを待つ。

カフェは老若男女にOPENで、他者がいるにも関わらず、他者に邪魔されない空間。


ハードに働き、遊び、時々休息する。
そんな全体の系を整えることが、我がスローガン to make life easier、
つまり、暮らしをもっと楽にするには大切だし、
私の仕事の役割だとも思っています。


「おしゃれなカフェだったのに」と悲しんでくれると切ない。
「スタッフみんな気が効いててよかった」と言われるのは辛い、、


畑をやってる爺さんとスタッフYさんとママ友さん

爺さんにもらったネギ。湯豆腐が食べたい


2016年12月12日月曜日

カフェ営業は残りあと8日


カフェの営業終了まであと8日。
いろんな人が来てくれる。最後だからと来てくれる、、、

昨日のお客さま
冷えピタの婆さん、ややエロい爺さん、食事制限に嘆くおじさん、ダンディーsalesマン、soho会計士さん、DJ、町内会長とご婦人一行、azuちゃんファミリー、リハビリ散歩がToDoの元会社役員さん、ミネルヴァ店長、トランプをする少年4人組などなど。

書ききれない人も山のようにいるのですが
とにかく今は、そんなお客様とは 感謝と寂しさで しゃべってしゃべってしゃべってしまってます、、、(汗)

カフェを経営し、導き出てきたカフェの本質とは、
とにかくOPENでWELCOMEであること。

『Cafe is Open!』であり、

この点に於いてはほんとどこにも負けてないと自負ができるほど老若男女が気軽によってくれる店にできたと思う。

カフェをおしゃれにするのもいいが、カフェとはおしゃれよりももっともっと深いものだと思う。


そして、このOPENさはとにかくFLATなコミュニケーションを生み出し、
多くの人間関係と社会を見るさまざま観点をもたらしてくれた。
これが何よりものProfit。お金ではない。

どんな立ち場・肩書きの人とでも、FLATに話ができる立ち位置であるカフェ。
このカフェという立ち位置とそこからの風景を手放すことは大きなLOSSで、とにかく残念な限りなのですが、
どうにか次の企画・次の場へとこのProfitをつなげていきたいと思っています。

どうぞ、みなさま引き続きよろしくお願いしたいです。

ということで、これからカフェ営業日は毎日ブログ更新です。


カウンター下でひっそり告知。

2016年11月28日月曜日

アップルウォッチ

我が家のサンタは仕事が早いようで、
前からお願いしていたApple Watchが週末に届きました(笑)
詳しい使い方・テクノロジーをリサーチしていた訳ではないのですが、
『時間はやっぱり腕時計で見る』スタイルに戻そうと考えててのこの選択。

さっそく昨日からごきげんに使っており、
とってもいい感じ、feelingGoodなんですよ。

腕時計をはるかに超えたハイスペックな機能に”ギア好き山本”はシビれてしまうのですが、デジタルながらも心温まる気遣いがあってほっとするのもごきげんなポイント。

「ひと息つきましょう」
「ちょっと立ち上がって体を動かしましょう」

と、文字盤裏のセンサーで人体活動をモニターしてて、
タイムリーにリフレッシュを促してくれます。

お気に入りグッズというよりも もはや秘書、バディーに近い感覚です。
生産性をあげるライフハックな技術的側面がフィーチャーされるのはもちろんですが、集中力・生産性が落ちるのを防いでくれるあたたかいヒューマンギアでもあります。

人工知能を持つこのデジタルなバディーとの関係性、
しばらくいろんな発見が楽しめそうです。



2016年10月20日木曜日

Hero Died .平尾誠二氏 死去

平尾誠二さん死去。
ついにこの日が来てしまいました。
彼の大のファンであり、正しい考え方を示す師のような存在に彼を捉えていた私にとっては、もう本当に残念な限り。
こころに穴が開いてしまった心境です。陳腐な言い方ですが。

私はラグビーをやっていた訳ではないのですが、
20年以上も前、大学生のときから平尾さんの本を読んだり、
講演会を聞きに行ったり、
彼の考え方・存在には常に励まされ、考えさせられ、影響を受けてきました。
彼のライブな言葉や活躍を今後見ることができないことにもうなんとも寂しいものを感じます。

心に刺さる言葉、魂の言葉をたくさん残している平尾さんですが、
私の心に残っていることばはこれです。


『ばーっと見ること』


10年以上も前になりますが、ある講演会の最後で参加者からの質疑に答えていたときのことばで、質問は確か、"どうやったら理不尽な状況の中でも、正しい判断ができるようになりますか?" といったものだったと思うのです。

それに彼はちょっと困ったような仕草をしたのち、”ばーっと見ることですわね” と、
それ以外の言い方は分からない、あとはみなさん考えてね、、とでも言いたげな感じで愛嬌ある笑顔を見せていたことが思い出されます。

彼は亡くなりましたが、彼の意志というものは引き継いでいかねばなりません。
とにかく激動の53年間、ご苦労様でした。ご冥福をお祈りいたします。

2016年7月15日金曜日

Convinient と Confortable! [美容室編]


今週の火曜日、およそ1年ぶりに美容室に行った。

まぁ、”美容室”と書くことで暗示をしてしまってるが、そのあいだ全く髪の毛を切らなかった訳ではない。 床屋に行ったり、奥さんにやってもらったり、時には自分で切ったり。
記憶の限りでは床屋にはその間4度行ってて、うち3度が10分1000円カットのQB House。

大阪で仕事をするようになってからというもの、とにかく時間がない、、、。
正確には
、時間に限らずいろいろ亡い・・・・。とにかく ”忙しい” のだ、、、(泣) 
そんな中、QB Houseの10分1000円というオファーは、まあ実に "Convinient" である。

で、美容室の話。
行ったのは神戸のエイコーンスタジオ(仕事場)にほど近くの知人Tさんの美容室。
初めてだったが急にお願いして隙間時間に行かせてもらいましたm(__)m

初めてとはいえ、一緒によく飲んでしゃべるメンバーなので、山本の難儀な頭髪事情やキャラもよく知ってくれている。

「山本さん、髪の毛多いし、癖あるし、短く切ったら横膨らむんちゃいます?」 
「思いっきり短くする手もあるけど、長さあるほうが山本さんらしさもあっていいですよね??」
「全体的に少し短くして、あとは多めにすいときましょか???」

「はい!それでよろしく!」

あとは、ぴーちくぱーちく おしゃべりしながら切ってもらう。
美容室に行く価値の大半はここにある。


あーだこーだと商売の話をすることは、山本は相当に好きだ。
商売オーナーとのコミュニケーションは楽しい。一般的、一般女性にはおそらく奇妙な趣味にしか映らないだろうけれども・・・。 でもそうなんだから仕方がない。

そういう美容室でのおしゃべりの時間というのは、山本にとっても ”癒し” なのだ。
この点は世の女性たちと同じだ。

この暑い季節、さっぱり散髪し、しっかりおしゃべりできて、ほんとConfortable!な時間だった。

続く

2016年7月12日火曜日

BIAS(偏り)を知る参院選

7月10日は納豆の日、参院選の日!
事務所で作業をしていたら出るのが遅くなってしまい、電車1本の差で投票に間に合いませんでした・・・
なんとも無念、、、 なんとも残念なスケジューリング力(自己管理力)・・・。

こういうとなんだか普段の私は選挙にきちんと行く良い子!みたいではある。しかしまあぁ、そういうことでもないんだが・・・(汗)

今回は投票することを楽しみにしていたのではなく、選挙の結果がどの程度、与党の暴走(権力の暴走)を許さないという方向に出るかな? とささやかならぬ期待感をもっていたのです。

だってそうでしょ?
憲法改正の争点もそうだし、安保法案を非民主的な力技で通過させたこともそうだし、もっと多くの人が政治に関心を示して、特に若い人や丁寧に考える人が与党には投じない選択をすると思っていた。SEALDSという学生運動もあったし。今回の選挙は世の中の変化を感じる選挙になると思っていた。


そうしたらどうよ? ん?
完全なる与党の勝利だし、投票率はさほどは高くないし(54.7%で参院選で戦後4番目の低さだそう)、若者ほど与党に投票しているとの調査だし。 なにこれ、私の見方は 完全に見誤ってたわけです・・・・


インターネット・FB・twitter・雑誌、もちろん新聞も読む。そういった自分が選択するメディアの印象ほど世間は、与党権力への危機感は感じていない。民主主義が脅かされつつあることへの危機感を感じていないということなのか?

自分がreachしている情報や社会にBIAS(偏り)があり、見えていない部分・組織の動きが広大に広がっているってことなんですね・・・

誤解を招きそうですが、政治の話がしたいのではないですよ。
商売・仕事においても自分の勘ってものが、希望的観測に過ぎず、結果・データと見比べたらあらまぁ〜 となることはよくある。


自分の見ている世界のBIASに気づき、見ていない世界の大きさを思い知り、ああそうだったのか、とフィードバックしながら生きなきゃ仕方ありません。