2012年8月23日木曜日

はじめのごあいさつ (2015年1月変更)

英語の勉強を一人でするのはなかなか続かないもの。
英語を話す必要性は通常ほとんどないですし、学生と違って大人はテストもありません。


そんな環境でも英語の力をアップさせ、自分の世界を広げるには、実際に話す機会と一緒に習う場を持つことが一番です。
ネイティブの先生や仲間とおしゃべりする”場”があれば、いい刺激や気分転換になり、英語の勉強も続けやすいもの。
(実際の勉強は一人でもする必要があります。絶対に。)

Himawari Englishは英語を続けやすくするサークルのような大人の英会話です。飲みに出たりもよくします。

「英語の力をアップさせたい」 「少なくとも今ある力を落としたくない」 「飲みに行きたい!(?)」 
『それって私のことだ!!』 と思われた方、ぜひ一緒にHimawari English英語を"楽習" しましょう♪

★Himawari Englishについて
レッスン日】 水曜・金曜 ①18:45~19:30(初級) ②19:35~20:20(中級)
【入会金 5,000円
【チケット制】 4回で5,000円 (1レッスンあたり1250円!) 
講師】 Kevin Willet (日本贔屓のカナダ人 (トロント出身))
【会場】 エイコーンスタジオ (神戸市東灘区甲南山手セルバB1)
主催者】 サードプレイス ヤマモトコウジ (エイコーンスタジオ運営者)
レッスン開始】 2009年6月


サードプレイス ヤマモトが英語にこだわる理由

サードプレイスという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
社会学から来た用語と思われますが、人の居場所として、①家 ②学校や会社 そして3番目として、趣味や共通の関心事(好き)をベースに人が集まる場。 この3番目の居場所というのが、サードプレイスの意味です。 
よくある分かりやすい例を挙げると、イギリスのPUB、フランスのCafe、日本の立飲みなど。ほかにも、趣味の集まりや地域のサッカーチーム、ボランティアグループなどもサードプレイスと言えると思います。
 
今、この屋号(個人事業の名称)で、カルチャースペースやcafeを運営し、人と人のつながりが広がっていくような、毎日の生活になんだか ”いい感じ” をもたらすことができるよう仕事をしています。

で、それはさておき、もともと、なぜ私とKevinが仲良く、行動を一緒にするようになったのかということなんですが、実は、とあるサードプレイス、そう、三宮の立飲みが起点なんです。

面白いのは、私が立飲み好きだったのではなく、KEVINが大の立飲み好き。日本のつまみ好きだった。 まだ、立飲みが今のようにポピュラーになる前(2003年ごろかな?)、そんなKEVINと一緒に立飲みの梯子を週末に結構している時期あったのです。

私は英語をアカデミックに学んできた者でも、英語必須の仕事をしていた訳でもなかったのですが、高校・予備校時代は”地理王”だった私は外国人・外国文化には興味がある。
そう、お酒を飲んで、英語をおしゃべりをする機会と環境というものに、『これだっ!』と思いました。KEVINといると、周りが、日本人も外国人も老若男女 ”ごった煮状態” になるのですが、このDIVERSE(多様)な状態は、本当に楽しいもので今までの人生では感じれなかったエネルギーを感じました。
HANGOVER(二日酔い)することもしょっちゅでしたが・・・・

こういう楽しみの中でこそ英語は上達するのか?

実際にそこで身に付く英語はあります。
しかし、それよりも英語を使う経験・慣れのほうが大切だとおもう。
そして、それらよりも、楽しく感じること・知人が増えることで、英語や外国への興味・関心が高まることが一番大切。 ”好き” がなによりものDRIVER(原動力)だと思うのです。

Himawari Englishは Tachinomi Englishではありませんが・・・
 
Himawari Englishは、教室でネイティブにならう大人の英会話で、もちろん『立飲み英会話ではありません。 来てる生徒さんたちの習う動機は、仕事で必要、趣味、資格をとりたい、海外に行く と様々ですし、それでいいと思います。
 
私の根底にある思いは、DIVERSEな場をつくり上げること。他者の多様な考え、文化を理解した上で、自分も他人も楽しいライフスタイルを築くこと。 マインドとしてはあの立飲み屋のエネルギッシュな "ごった煮状態" なのです。  

私は、サードプレイスとして、あの”ごった煮”に持っていくためには、英語には絶対にこだわる。 何もインターナショナルという意味ではなく、誰がいても自然であるという状態を指して、”ごった煮状態”。

思考というのは言語に依存します。制限をうける。言語を学ぶと考え方が広がるというのは私の実感として間違いなくある。まあそんな理屈抜きにしても、英語は”好き”だから、こだわり続けたいと思います。

Himawari Englishがしていること 

英語はKevinから教わる。自分でも勉強は継続する。やり方は目的・興味によって人それぞれ。 飲み会は時々開催。 参加は任意。(強制されず自分で決めるのがサードプレイスのルール。私は参加します。はい。)  

私、ヤマモトは飲み会に参加するのと段取りするのと、
みなさまの英語の学習が楽しいものになり、継続できるDRIVERの一部となれるように、ブログを頑張って書いていこうと思っています。

Himawari English どうぞよろしくお願します。

2012年8月21日火曜日

歴史を振り返る【松下幸之助歴史館】

先週の水曜日、松下幸之助歴史館に行ってきました。
現在のパナソニック(旧松下電器)の創業者 松下幸之助の歩み・生きざま・ 経営理念などを網羅した記念館です。

『事業は人なり』 という言葉を残していますが、その言葉のとおり経営を行い、たった1代で今のパナソニックを築き上げた大経営者。
電気技師でありながらも、アイデアマン、営業マン、経営者、教育者、さらには政治家・哲学者にも匹敵するような多くの人間洞察を残しています。

「1度見て、はい終わり」というわけには行かない、いくらでも学ぶことのできる歴史館です。何度訪れたとしてもインスピレートされることは間違いないでしょう。心に迷いができたり(しょっちゅうですが・・・)、心に『喝!』を入れたい時にはまた訪れたいものです。


ところで、
日本の近代の歴史・文化を振り返ることへの関心が、ここ1年ほどのマイブーム(死語)で、
松下記念館のような場所を訪ねたり、本を読んだりすることが増えていたのですが、今回勉強したことで、日本の近代の歴史から、現在への系譜が次第につながって来たように感じることができています。

そしてこの訪問のなかで、心が一番揺さぶられたのは次の言葉でした。

『(人の成長にとって)自己観照が一番大事やな。』

自己観照・・・あまり馴染みのない言葉ですが、
自分自身を客観的に見て反省できるかどうか、これが一番大事だと、アーカイブ映像のなかで言われていました。

続けて
『自己観照ができれば大体過ちはないと思う。これがなかったら組織にとっては百害あって一利なしや!』とおっしゃってました。

しっかり反省をしていれば大丈夫だ と楽観的に考えながらも、フィードバックなしではとんでもないことになってしまうぞ、との警告でもあり、この日の記憶とともにしっかり心に刻み込んでおきたいと思います。


たまたま仕事が休みだったから行ったのですが、この日はちょうど終戦記念日。
この日に振り返る歴史はなんともなんとも意味深いものとなりました。

あなたの街のでんきやさん♪
あったかい感じがしますね!


2012年8月3日金曜日

歴史を振り返る 【司馬遼太郎記念館】

先週末は久々の2連休!
しかも世の人は働いている金曜日に休めるという贅沢オプション付き!
有意義に過ごさずにおれるかっ! という貧乏マインドも起動し
前から気になっていた東大阪の司馬遼太郎記念館に行ってきた。

久々に近鉄に乗る。

神戸に住んでいると馴染みが薄く、
近鉄 ≒ 奈良 (遠足で行った)
近鉄 ≒ 伊勢志摩 (修学旅行で行った)
と、遠足気分が湧いてきてしまう。

昼過ぎ、最寄りの河内小阪駅で下車。
初めて降り立つ駅前風景に遠足気分はさらに盛り上がる。

駅前の 中華料理屋でから揚げ定食を注文し、
大人の遠足には欠かせない昼ビールもいただいてしまう。
平日昼間の"いけないおいしさ"はやはり格別である。



『半端じゃない、全く半端じゃない!』

ビールではない。
これが記念館の感想だ。

自分の認知世界の狭小さに
思いっきり頭を打った。

いや、レンガで後頭部を割られた感じだ。


個人の蔵書6万冊 
歴史小説を書くにあたって、史実を確認するために
司馬遼太郎が集め、分析した資料の数だ

そんなことができる人間がいるのだ・・・・
恐るべき圧巻の作業量・・・・


書棚の中に身を置き
司馬の思考に思いを馳せる

ただそれだけの記念館なのだが
それゆえにメッセージが深い。 

何度も何度も、
きっと死ぬまで考えさせられる。

現在読んでいる坂の上の雲 第三巻
全部で八巻もある。人生初の長編。
読むのも大変に思っていたが・・・・