しかも世の人は働いている金曜日に休めるという贅沢オプション付き!
有意義に過ごさずにおれるかっ! という貧乏マインドも起動し
前から気になっていた東大阪の司馬遼太郎記念館に行ってきた。
久々に近鉄に乗る。
神戸に住んでいると馴染みが薄く、
近鉄 ≒ 奈良 (遠足で行った)
近鉄 ≒ 伊勢志摩 (修学旅行で行った)
と、遠足気分が湧いてきてしまう。
昼過ぎ、最寄りの河内小阪駅で下車。
初めて降り立つ駅前風景に遠足気分はさらに盛り上がる。
駅前の 中華料理屋でから揚げ定食を注文し、
大人の遠足には欠かせない昼ビールもいただいてしまう。
平日昼間の"いけないおいしさ"はやはり格別である。
『半端じゃない、全く半端じゃない!』
ビールではない。
これが記念館の感想だ。
自分の認知世界の狭小さに
思いっきり頭を打った。
いや、レンガで後頭部を割られた感じだ。
個人の蔵書6万冊
歴史小説を書くにあたって、史実を確認するために
司馬遼太郎が集め、分析した資料の数だ
そんなことができる人間がいるのだ・・・・
恐るべき圧巻の作業量・・・・
書棚の中に身を置き
司馬の思考に思いを馳せる
ただそれだけの記念館なのだが
それゆえにメッセージが深い。
何度も何度も、
きっと死ぬまで考えさせられる。
現在読んでいる坂の上の雲 第三巻
全部で八巻もある。人生初の長編。
読むのも大変に思っていたが・・・・