2009年1月12日月曜日

IKEA 家具屋版のディズニーランドだ!

昨年4月にオープンしたポートアイランドにあるIKEAに初めて行ってきた。(遅っ!)

目的はソファーベッド。 BEDDINGEなる商品をWEBで見て気になっていたので実物を確認してみたかったのだ。 そのBEDDINGEは、座面が広すぎて座り心地がいまいち・・・

まあ それはさておき である。


『昨日IKEA行ってきてん。めっちゃ混んでた!行ったことある?』

『IKEAの2段ベッドなんて自分で組み立てられないわぁ~』  

など、
オープン以来 IKEAにまつわる会話は頻繁に交わされる。

なんでそんなにIKEAはそんなに注目されるのか?



行けば納得である。

モダンなデザインの家具、驚くべくリーズナブルな価格、豊富なアイテムが シーンごとに連続的にディスプレイされて、歩いているだけでもう十分に楽しい!

低価格の理由・コンセプトが繰り返し大きく壁面に表示され、倉庫から自分で商品をピックアップし、運び、自分で組み立てる。否が応でもコンセプトを体感できてしまう。

IKEAがブランド戦略するところのものすべてが理想的に体現され、完璧に機能しているように感じた。 
もう脱帽ものだ。
遊園地でいうところのディズニーランド、 ITならばGoogleみたいなものだ。 


さらに "うまいことやってるなぁ~" と、関心する点が2つある。

1つはスウェーデンという国のブランド力の利用。

北欧デザイン・高福祉でかつ先進国家というイメージに憧れを抱いてしまうのは、日本人だけではないだろうが、国のブランド力が、ビジネス戦略に力を与えている気がする。

スウェーデン語表記の商品名も、新鮮であり 商品にプラスアルファの価値が付加される。
(ソファーベッドの商品名 “BEDDINGE” も 私に興味を持たせた要因!)

そしてあのIKEAカラー。ブルーと黄色のスウェーデンの国旗のカラーが、そのままIKEAカラーなのである。

IKEAカラーでフルラップされた送迎バスは街中で宣伝になり、ブルーの大きな買い物バッグはお客がIKEAの宣伝をして歩いている状態である。(しかしながらあのバッグは有料!)


もう1つの点は、
IKEAの話の中でよく出てくる フードの話。

"あそこはホットドッグがどうだの ソフトクリームがどうだの ドリンクがタダ " と いった家具以外のトピックで語られることも多い。

昨日一緒に行ったW夫妻は 行く前・道中・買い物中も何を食べるか? と フードの話だ。

IKEAの Ninjya dogは ビジュアルがキャッチーで鮮明に記憶に残る。(これでもかというぐらいソーセージがパンに比べて長い!)

"ソフトクリーム50円" も印象に残りすぎる低価格だ。

こういった "インパクトある意外性" は、集客・広告宣伝のためのネタであり(!?)、それに私はしっかり応えたことは間違いない!