2017年3月7日火曜日

人生が明確になった1週間


2/26(日)に始まった先週1週間、
この1週間は実は、”人生の意味が明確になった”1週間だったのです。
(iさん曰く、2/26は新月で始動するのにいい日とのこと!)

生まれて43年の間、モヤモヤしたままだった疑問、
一体どういう由来で私の名前が『浩司』となったのか?

今では気に入っている名前もこどもの頃はそうではありませんでした。
広島カープの『山本浩二』の影響があっていじられる名前だった・・・(笑)

今ではそんなイジられることもまあないし、むしろ楽しめるし、なによりも覚えてもらいやすい名前というのはいいです。

ネットでゴソゴソと名前の漢字、それに対応する英単語なんかも調べられるのですが、

『浩』:広い、豊かな、広々とひろがる空間、Expance
『司』:役割を担う、管理する、Director

サードプレイスの事業テーマは「新たな視点の発見(まなび)をお手伝い」です。こじつけた訳ではないですが、そのテーマにもぴったり相応しい名前だ思ってます。


疑問というのは、
どうして "広々としたもの" を ”司れ” という名前になったのか?
祖父がつけてくれた名前だとは教えてくれました。でも背景なり、どういう経緯でこの名前がつけられたのかという理由については教えられたことがない。

『いい名前じゃないか!名前にいちいちそんな説明なんているのか?じゃあどんな名前がよかったんだ??浩一か?』
これが父の口癖。

今回とあることから、今まで知らなかった家系の事が分かり、祖父の育った環境・興した市場のこと・家業の果物店のこと・時代背景・親戚・家系全体のメンバーの名前などから、自分の名前の由来を推測する機会となりました。世代にまたがる人の営み・考え方を人文地理的(※)にひも解いていく作業。

見えてきた経緯・由来というのは、詳しく書くことはできないのですが、私の名前に込められたメッセージは、『多様性を尊重せよ(新たな視点を取り入れよ)』でしょう。経緯・由来自体は決して明るいものでもなかったのですが、長年の疑問に腑に落ちる解釈が得られ、Life-Defining(人生の意味が明確になる)ということでOKだと思います。



※ P,S, 人文地理について
 ”人文地理的” と書きました。こんな言葉、実はよく知らなかったのですが、マネックス証券の松本大(まつもとおおき)さんが使っていました。この方の視点が好きで、メルマガのつぶやきコラム欄を10年以上に渡って読んでいますが、2/21号で出張先のことを書かれていました。

”私は人文地理的に観察するのが好きなので土地のひとの言動を注意深く追います。地元の店に行ってカウンター越しに話すのを含め、なるべく会話を持ち、或いは、店の中の地元のお客さんの言動を観察します。そして土地柄を特定することを試み、同時に歴史をひもといて、どのような理由でそのような土地柄、県民性などになったのかの仮説を立てるのが好きです”

私、地理は間違いなく好きで得意な科目だったのです。でも”人文地理”というものが何なのか知らなかった。今回ネットで調べ、『あ〜、これだな。私が一番興味あるのって、、』となんだかものさびしくなってしまった、、、。高校時代は理系に属しながら文学部地理学科に進むという選択肢も考えていて、おっかなびっくり文学部も受験しましたが合格しませんでした。 浪人して工学部の建設学科に入り、ゼネコンに就職し、その後も幾つか経て今に至るわけです。建築の知識経験はもちろん生きてますし、このアドバンテージを活かしつつ、仕事は進められるのですが、好奇心レベルは、絶対に”地理”が上です。 松本大さんの言う”人文地理的な観察” を通してしっかり考え、しっかり仕事を進めて行くことが、私のやっていくことなんだと思います。

この人の言うことが必ず自分の役に立つと信じてはいたが・・・