2013年5月1日水曜日

The City Bakery 【続編】

先月のエントリー「The City bakery 日本初上陸!」 のつづき。

グランフロント大阪が先週グランドオープン!
行って来ました。The City Bakery!!
(正式には、行って”見”ました、が正しい・・・ )

まあ、すごい人気で、お店に入るのに待ちレーンがあったし、
入っても売り切れて"商品がない"状態。

もうすでに知っている人は多いようで、
雑誌の切り抜きを持ったシニアの婦人が
『あっ、ここや! あのニューヨークのやつ! 早く早くっ!』
って旦那さんを急がせていた。

客の多さは、グランドオープンによるところもあって
まるで夕方のデパ地下さながら。

Cafeもあって、リトルNYがコンパクトに再現されているけど、
この雑踏のなか、居心地を愉しむ のはちょっと難しいので
また、落ち着いたときにゆっくり訪れよっと。

骨太最強ブランドだ!

それはさておき、ほとほと感心したのは
このブランドの骨太さ。 
『食をエンターテイメントとしてライブで提供する!』
というコンセプトのブレの無さを強く感じた。

形こそ、HPは存在し、ぐるなびに掲載もあるが、
その手のマーケティングとは関係なしに
どれだけ "自動で" 集客を可能にしていることか!

どれだけ"おいしい情報が載っていない" か HP と ぐるなび を見て欲しい。
(それはNYの本店も同じ。日本オープンのことなど全く書かれていない。FBも同様)

Publicity(雑誌やメディア)で紹介され、勝手に口コミが拡散される、、、
そこまでに至ったブランドストーリーが、とにかく骨太。

最強の個人商店だ! 『モーリー・ルービン商店

20年以上NYで、たった1店舗でやり続け、
そして、2店舗目が海外。大阪!!

そしてこの度は、Brasserie RUBIN(ブラッスリールービン)
というレストランも同時にグランフロント7Fでオープン。

長年に渡り、しっかり続けてきたことを
満を持して展開。
ブレずに自分ブランドを確立した後に、
前面に自分ブランドを押し出してくるこのあたり、

規模は違えど、個人で仕事に取組む人、中小の組織には
アイデンティティー確立、ブランド展開の極意(エッセンス)が見て取れる。 


この先、移り気な日本のマーケットとどう対峙するのか?
一気に拡大するのか? 時間をしっかりかけるのか?
興味はまだまだ続きます。

店舗は思ったより小ぶりな印象
& テイクアウトコーヒー